ロビンソンのまいにち

フリーランスで本のデザインとDTP

文学フリマ東京37

 文学フリマ東京37に参加します。

 11月11日(土)12:00~17:00

 東京流通センター 第一展示場

 V-26 ロビンソン・ファクトリー

 

 主催者HP

 https://bunfree.net/event/tokyo37/

 

 入場無料です。(東京38から有料になってしまいます)

 

 

 会場は入口と出口が分けられていて、前回は入ってまっすぐ9番め。物件なら駅近、あるいは目の前がバス停のようなところでした。

 今回は入って左に4列め、奥へ向かって19番め。

 配置図ではわかりませんが、当日会場を歩いてみると、きっと人が多く、面白そうなブースもたくさんあって、たとえここを目指して来ようとしても、途中で力尽きるかもしれません。

 ぼくは以前、探していたブースをなかなか見つけることができず、やっと辿り着いたときには完売して誰もブースにいなかったことがあります。

 人気のパン屋か! と呟きました。

 

 前回の隣の人は、とても人気のある人でした。

 開場と同時にブースの前に大勢の人が並びました。

 隣人は本にサインをしながら、訪れた人たちとにこやかに話をしています。

 アイドルか!

 本当にアイドルを職業にしている人でした。

 

 出店者の情報はwebカタログ(https://c.bunfree.net/c/tokyo37)で見ることができます。

 

 

 



 

スイーツのために

 打ち合わせの帰りには、カフェやファミレスなど、ゆっくりできる場所に寄ります。

 いま話してきたことを振り返り、思いつくことをメモします。

 この時のメモが後々重要になる、なんてことはあまりないのですが、一度頭の中を整理します。

 コーヒーを飲みながら、ついでにチーズケーキを食べたり、束の間の自由な時間を満喫します。

 

 

迷惑な雑誌

 書店で平積みされた雑誌を手に取ろうとして、つかめない!

 想像を超える厚み、重さ。片手では持てません。

 『デザインのひきだし No.50』

 鞄に入らない、迷惑なサイズ。

 

 今号はいつにもまして付録が豪華です。

 実物サンプルBOXを開ける時、なんだか幼稚園児になったような気分。

 見たこともない面白いものがたくさん入っている。

 これは何だ? どう使う?

 

 刺繍が施された表紙は、1枚縫うのに40分かかるらしい。

 毎号が実験のような、試行錯誤の迷い感が伝わるのが楽しい。

 仕事の参考になることは少ないのですが。

 

シン・音読特急

 とても似ているけれど違います。

 『音読特急 速聴力をつける』と、新刊の『200問音読特急 瞬発力をつける』のカバーの色です。

 同じ著者の本なので、前作に似た色をいくつか選びました。

 その中から採用されたものは、双子くらい似てしまいました。

 並べてみるとほとんどわかりません。

 印刷を失敗したかな? くらいの違いですが、決して印刷会社のミスではありません。

 微妙に違う色なのです。

 はっきり違うのは帯の色。

 間違った帯を巻いてしまったわけではありません。

 

 『TOEIC®︎ L&R TEST 200問音読特急 瞬発力をつける』

 駒井亜希子・著 朝日新聞出版

 

 カバーデザインを担当しました。

 

 

請求書の送り方

 最近は、請求書をメールで送ってもOKなところが増えました。

 郵送しなくなった分、封筒が減らなくなりました。

 それでも、気づくと残りわずか。

 いつもの封筒を買いに、いつもの文房具店に行きました。

 いつもの封筒がありません。

 ほかの店でも探しましたが見当たりません。

 廃盤になった?

 これもコロナ禍で変わったことのひとつでしょうか。

 



 

香港の本

 

 初めて訪れた外国は香港でした。

 九龍の安宿に行くと、ベッドがいっぱいなのでリビングのソファに寝てください、安くしますからと宿主に言われました。

 怪しげな(そう見えた)バックパッカーたちがウロウロする横で、恐る恐る過ごした最初の一夜は、何十年経っても忘れられません。

 

 『満腔、香港』の著者は、1970年に香港に留学します。

 その時下宿していた家の描写が、重慶大厦の宿を彷彿とさせます。

 あんなところに住んでいたのか。

 たくましい。

 

『満腔、香港』

 樋泉克夫・著 エイチ アンド アイ

 

 装丁を担当しました。

文学フリマ東京36に出店

 5月21日に開催された「文学フリマ東京36」(東京流通センター)に出店しました。

 

 以前遊びに行っているので会場の広さは知っていましたが、自分のブースの位置が確定してから配置図を見ると、呆然としました。

 1601ものブースがある中から自分の場所を見つけるには、PDFを何度も拡大しなくてはなりません。

 長机の半分、たった90センチの幅だけが自分のスペースです。

 半端ない心細さです。

 

 当日の開場前、準備が終わって近くをひと回りして戻ってくると、自分のブースがひどく小さく感じられました。

 たとえここを目指して来ても、見逃してしまいそうです。

 たまたま前を通りかかった人が気づいて足を止めるのは、もっと難しそうに感じられました。

 

 さて、幸いなことに立ち止まってくれた人は期待していた以上にいました。

 何人かは購入してくれました。

 時間をおいて冷静に考えると、これは奇跡のようなものです。

 

 奇跡だとしたら、何度も起こるとは考えにくい。

 もし次回も出店するとしたら、心惹かれる何かがないと、何もしないで半日座って過ごすことになってしまいます。

 でもどうしたら?