ロビンソンのまいにち

フリーランスで本のデザインとDTP

ランチタイム

昼食はだいたい作ります。 一番多いメニューはオムレツ。 年間200食ほどになるでしょうか。 毎回真剣に調理をしていたら、プロになっているかもしれません。 いや、200回程度でなれるほどプロは甘くないでしょう。 オムレツのプロになりたいのかというと、そ…

フレックス

1人で仕事をしているので、時間は自由に調整できます。 出勤、休憩、退勤。 でも、気を緩めてしまうと何もしないで1日が過ぎてしまうため、規則正しい生活をしています。 昼休みは12時から。 昼食を買いに出かけます。 街に人が溢れてくる時間帯。 自由なの…

フォントのはなし

本を作るとき、最初に悩むのは本文の書体選びです。 本を開いている間、常に目にするものなので慎重に考えます。 内容に合った表情の書体を使うのは、料理に合ったワインを選択するようなもの。 料理の素材を知り味を感じ、ワインの重み、コクとの相性を精査…

Fax?

ある施設を使うため、そこの事務所に電話をすると「申込書をFaxで送るので記入して送り返してください」と言われました。 Faxって? もう10年くらい使っていません。 受信モードにして、Faxの前でじっと待ちました。 少しずつ吐き出される感熱紙は茶色になっ…

辞書の匂い

本を広げ、顔を近づけると辞書の匂いがしました。 紙とインクの香り。 たぶん小学生の頃にかいだ辞書と同じ匂い。 そんなことがあるでしょうか。 使われている紙とインクが辞書特有なものだとは思えません。 小説など一般書との違いはなんだろう。 文字数の…

小さい扇風機

ノートパソコンが熱を持ちます。 冷やすため、小さな扇風機を回しました。 いい具合に冷えます。 ついでに手元も涼しく快適です。 ただ、パソコンの横に置いた書類がフワリと舞ってしまうのは困ります。

週末の朝

週末の朝だけ、玄関の掃除をします。 本当は毎日した方がいいのですが、部屋の掃除だけでいっぱいいっぱいです。 箒ではいたあと、古布で拭きます。 土足で歩くところだから、布は真っ黒になります。 新しい仕事が入ってきますようにと祈りながら。

音読特急

「中身は読むのですか?」 本のカバーを作っていると言うと、ときどき聞かれます。 読みます。 少なくともその努力はします。 打ち合わせのときに、担当者から本の概要とデザインの希望を聞き、目次と原稿をもらいます。 専門書だと理解できない部分も多く、…

仕事の前に

仕事を始める前に、必ず掃除をします。 仕事部屋だけでなく、家全体に掃除機をかけます。 いつからこの習慣がついたのか。 きっかけはコードレスの掃除機を買ったことでした。 取り回しが想像していたより楽で、少し大げさにいえば新しいスクーターを手に入…

ヨコハマハンドメイドマルシェ

ヨコハマハンドメイドマルシェにお越しいただき、ありがとうございました。 普段お会いできないような方々とお話ができ、とても面白い時間を過ごせました。 ただ、あまりに広くて、ほかのブースをゆっくり見ることができないのは残念でした。 こうしたイベン…

世界史劇場 項羽と劉邦

『世界史劇場 項羽と劉邦』 ポストに入りませんでしたと、配達員が玄関まで届けてくれた包みには、書籍の見本が入っていました。 本文440ページ、厚さ25.5ミリ。 自分でカバーを作った本ですが、製本されたものを手にすると、そのボリュームに驚きます。 エ…

ハンドメイドマルシェ

パシフィコ横浜において開催されるハンドメイドマルシェに参加します。 先日、主催者から出店者向けのガイドが送られてきました。 会場のレイアウトを見てびっくり。 整然と並んだブースの、その数の多いこと。 2500人が参加するというのは、こういう状態に…

特急シリーズ

TOEICの解説書「特急シリーズ」は、最初の1冊から制作に関わっています。 現在60冊を超えていて、カバーに使う色の選定に悩むようになりました。 赤、青、緑、紫、オレンジ、主要な色はだいたい使いました。 色は、担当の編集者と相談します。 編集者の希望…

仕事のための読書

仕事の参考資料として、司馬遼太郎『項羽と劉邦』を読んでいます。 項羽と劉邦、2人がどんな人物だったのか。 それを少しでも広く理解するために読み始めましたが、上巻を読み終える頃にはすっかりただの楽しい読書になっていました。 そうなると、仕事をす…

イタリア語を読む

数年前から独学でイタリア語を学んでいます。 主な教材はNHKラジオの「まいにちイタリア語」とテレビの「旅するためのイタリア語」。 テレビの講座はもともと「旅するイタリア語」だったのですが、コロナ禍で旅行ができなくなりタイトルが変わりました。 そ…

書類を入れる棚

仕事の書類を入れる背の高い棚。 古道具屋で買ったものですが、引き出しの開閉はスムーズです。 A3が入ります。 先日6年ぶりに棚の裏側を掃除しました。 埃はあまりなかったけれど、背面の板が劣化してボロボロ。 引き出しが背板に当たって止まる構造のため…

抵抗と日系文学

こんな表紙なんだね。 届いたレターパックの中から取り出した本を見て、ちょっと驚きました。 何ヶ月もかけてDTPで本文を作ってきましたが、カバーや表紙は別の人が担当したため、表紙を見たのはこの時が初めて。 第二次世界大戦時、アメリカに暮らした日系…

期間限定

冷たく澄んだ空気の中に浮かぶ遠くの山。 冬は、マンションの廊下から富士山が見えます。 じっくり眺めていたいのですが、あまりに寒くて長居はできません。 屋上へ行けば、もっと大きな姿が見えるはず。 でも、残念ながら屋上への立ち入りは禁止されていま…

日本史の200人

紀伊國屋書店で棚を眺めていたら、よく知っている本が目に入ってきました。 入口に近い、こんな目立つ場所に置いてあるなんて。 一番上にある本には「見本」のシールが貼られ、小口からインデックスが出ています。 本を手に取った人がわかりやすいよう、編集…

雪の降った翌朝

前日の雪で路面が凍り、駐車場から通りに出る数メートルの坂道を上ることができず、車が立ち往生していました。 同じマンションに住む運転手の男性が、バケツにお湯を汲んで持ってきました。 そろそろと路面にお湯をかけますが、前輪周辺のわずかな氷が溶け…